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2026.02.18

発酵食品の種類別:どれが免疫に効く?菌の違いによる選び方

発酵食品は全て免疫に効果があるの?

近年、腸内環境と免疫の関係が注目されており、「発酵食品=免疫に良い」というイメージが広く浸透しています。
実は発酵食品は発酵する菌の種類によって作用が異なります
そこで今回は、代表的な発酵食品を「菌の種類」で整理しながら、どんな免疫サポート効果が期待できるのかを分かりやすくご紹介します。

発酵食品の種類と効果:効果を知って使い分けよう

  • 麹菌
    麹菌は日本をはじめとする湿度の高い東アジア・東南アジアに生息するカビの一種です。
    特に日本のコウジカビは、古くから発酵文化を支えてきた存在で、日本固有の「国菌」とされています。
    味噌、醤油、みりん、米酢、日本酒、焼酎など、多くの日本の発酵食品づくりに欠かせない菌です。

​​​​《働き》
・様々な酵素をつくり、食べ物を分解しやすい形にする。
 →体内での消化・吸収を効率よくサポート。
・発酵過程で生まれるオリゴ糖が善玉菌のエサになる。
 →腸内環境を整えるのに役立つ。
・発酵の中でビタミンやミネラルが生成される。
 →日々の健康づくりに必要な栄養の補給を助ける。

  • 酵母
    酵母は、植物や樹液、野菜や果物の表面、空気中など自然界のあらゆるものに生息しています。
    パンやお酒づくりには欠かせない菌で、ビールやワインなどのお酒、パンなどに利用されています。

《働き》
・糖を分解し、糖の吸収をゆるやかにする。
 →血糖値の急上昇を抑えるのに役立つ。
・食物繊維を含み、腸の動きをサポート。
 →消化を助け、スムーズなお通じに貢献。
・酵母に含まれるβグルカンが免疫を調整。
 →免疫細胞の働きを支え、防御力の向上に期待。

  • 乳酸菌
    乳酸菌は、糖を分解して乳酸をつくる細菌の総称で、形や性質によって多くの種類に分けられます。
    乳酸による酸味や独特の風味を生み、ヨーグルト・チーズなどの乳製品や、漬物などの発酵食品に含まれています。

《働き》
・悪玉菌の増殖を抑え、腸内環境のバランスを整える。
 →腸内フローラ改善により、便通改善やコレステロール値調整、免疫機能をサポート。
・免疫機能や腸内の炎症に関わる。
 →一部の乳酸菌は炎症を抑える働きがあると報告されており、健康維持をサポート。

  • 酢酸菌
    酢酸菌とは、アルコールを酢酸へと変換する性質を持つ細菌の総称です。空気中にも広く存在しており、梅・ぶどうなどの果実、柿やりんごの皮、花やはちみつなど様々な自然物に付着しています。食品では、酢やナタデココに含まれています。
    酢酸菌は発酵の過程でpHを低下させ、他の微生物が繁殖しにくい環境をつくる役割を担っています。

《働き》
・腸内の免疫スイッチを刺激し、免疫を活性化する。
 →体の防御機能をサポート。
・花粉症やアレルギー症状を抑える働きが期待されている。
 →免疫の過剰反応を整える作用。
・腸内環境のバランスを整える。
 →善玉菌が働きやすい環境づくりに貢献。

  • 納豆菌
    納豆菌は、枯草菌の一種で、非常に強い耐性をもつ細菌です。
    天日干しや真空状態、酸性環境に加え、マイナス100℃から100℃までの極端な温度にも耐えるといわれています。
    食品では、もちろん納豆に多く含まれています。

《働き》
・胃酸に負けずに腸まで届き、善玉菌を活性化して腸内環境を整える。
 →悪玉菌の増殖を抑え、腸内バランスを改善
・発酵過程で作られるナットウキナーゼが血栓を溶かす働きを持つ。
 →血液をサラサラに保ち、巡りをサポート。
・ビタミンK2を多く生成し、骨の形成を助ける。
 →骨の健康維持に役立つ栄養源として注目されている。
 

免疫を意識するなら菌の違いで選ぼう

免疫力を高めるためには、「どの発酵食品が一番良いか」よりも「様々な種類の菌を取り入れる」ことがとても重要です。
発酵食品に含まれる菌の種類を意識しながら、毎日少しずつ違う菌を取り入れることで腸内細菌の多様性が高まり、結果として免疫の働きがより安定しやすくなります

1日に1種類で構わないので、自分が無理なく続けられるものを選ぶことがポイントです。もし食品からの摂取が難しい場合は、少量を飲むだけで手軽に取り入れられる発酵飲料を活用するのも良い方法です。続けやすい形を工夫しながら、習慣化していきましょう。

発酵食品に含まれる菌の特徴を知り、自分にあった方法で取り入れることで、健康的な身体づくりにつながります。様々な菌を上手に取り入れながら、自分のペースで「育てる免疫」を始めてみましょう。

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