2025.09.16
季節はずれの感染症流行
インフルエンザ 前倒し流行 の兆し
2025年9月現在、新型コロナの患者が急増している状況の中、インフルエンザの散発例も確認されており割合は少ないものの 新型コロナの流行の中にインフルエンザ患者さんも紛れている状況が続いています。
日本のインフルエンザ流行は例年12月下旬〜翌年2月がピークですが、近年は流行開始が前倒しになる傾向があるようなので 日々の感染対策が重要になってきます。
どうして? 残暑が残る中で流行しているの?
① 今年の夏は記録的な猛暑が続き エアコンを常時使用することが増えたことで 室内 が乾燥しウイルスの感染力が強くなってきたこと、 更に、猛暑続きで部屋の中で過ごす機会が増えウイルスの感染しやすい環境ができてしまったことも一つの要因と考えられます。
② 新型コロナの流行以降、風邪の症状で来た患者さんに新型コロナとインフルエンザの 同時検査をするケースが増えた事で診断精度の向上によりインフルエンザの検出率が高くなったことも要因の一つです。
・室内が低湿度にならないように管理しましょう。
・症状のある人や体調の悪い人が室内にいる環境、不特定多数の人が出入りする場所ではこまめな室内の換気をし ましょう。
感染症から体を守る免疫づくり
細菌やウイルスから体を守る役割を「免疫」といいますが、 インフルエンザに感染したときに、高熱が出たり、下痢になったりするのは、「免疫」がウイルスと闘って 体外へ出そうとしているからです。
「 免疫」がウイルスと闘っている最中はかなり苦しい思いをしますが、ウイルスが体に入っても症状を悪化させないためには 日頃からしっかりと「免疫」を維持していく事が必要です。
秋口におすすめ!免疫力を高める栄養素とケア方法
暑い夏から秋口にかけて 季節の変わり目は体調を崩しやすく、免疫力が低下し体の不調をうったえるケースが増えてきます。
免疫機能が正常にはたらいている状態を保つためにはバランスの良い栄養補給と健康的な生活習慣を心がけましょう!